店舗運営ツール比較ガイドSTORE OPERATIONS GUIDE

FREE POS REGISTER

無料POSレジ4社の違いと
機器込みの費用を比較

会計・日々の売上確認が中心なら、無料プランで始められる候補があります。分かれ目は、注文の取り方、商品の読み取り、在庫の動かし方。4社の無料範囲を「自店の営業で何ができるか」に置き換えて比較し、最初に試す操作まで紹介します。

月額0円で始める前に機器と決済の費用を分ける

01

タブレット・スマートフォン

対応OSと必要な性能を確認します。既存端末を使えるか、新規購入が必要かで初期費用が変わります。

02

レシートとドロアー

紙レシートが必要なら、対応プリンターとキャッシュドロアーの接続方法を確認します。

03

決済手数料

キャッシュレス決済を連携する場合は、ブランド別の手数料と月額料金を加えて計算します。

04

在庫・分析機能

商品数、在庫管理、店舗別集計、データ出力が無料範囲に含まれるかを確認します。

05

追加端末と権限

2台目のレジやスタッフ権限が必要になった場合の料金と、プラン変更条件を確認します。

月額0円でも24か月の支出はどれだけ違うか

以下は実在サービスの見積もりではない架空の例です。手持ち端末の流用、紙レシートの必要性、有料機能の追加で、費用のどこが変わるかを示します。機器は対応が確認できたものを用意する前提です。

月間キャッシュレス取扱額300,000円・料率3.2%で固定した試算
費用A 手持ち端末を流用B 紙レシート対応C 有料機能も追加
端末0円(手持ち)40,000円40,000円
プリンター0円(使用しない)30,000円30,000円
ドロアー0円(使用しない)8,000円8,000円
決済リーダー5,000円5,000円5,000円
初期費用合計5,000円83,000円83,000円
月額料金0円0円3,000円
24か月の決済手数料230,400円230,400円230,400円
24か月総額235,400円313,400円385,400円

AからBへ紙レシートと新品機器を加える差は78,000円。BからCへ月額3,000円の機能を加える差は72,000円です。A・B・Cはできることが異なるため、安い順のおすすめではありません。

税の加減算はせず、例の金額をそのまま計算。通信、振込、レシート紙、故障交換、設置、解約などは含みません。現金を扱う場合の保管方法や、紙の控えが必要かも別に確認します。不要な機器の0円と、価格が未確認の機器を混同しないでください。

自店で必要な機器代と料金を入れて24か月総額を計算する

4社は無料でどこまで使えるか

店舗数・商品数から候補を整理する

3つの条件を選ぶと、確認できた無料プランの制約を4社ごとに表示します。料金順のランキングではありません。

自店で必要な条件

選んだ条件で確認すること

条件を選ぶと、ここに4社の確認点を表示します。

確認日:2026年10月21日。対応OS・機器・業種別機能・利用審査は別途確認が必要です。「無料プランから検討」は、必要な全機能が無料という保証ではありません。入力内容の保存・送信は行いません。

各サービスの無料範囲と周辺機器の条件は変更されます。申込み前に公式ページで最新情報を確認してください。

アプリ料金と、別に発生する費用を分けて比較
サービス無料で使える基本範囲別に用意する機器・費用有料になる主な条件
Airレジ基本の会計・商品管理・売上分析対応iPad・iPhone、必要なプリンター・ドロアー。キャッシュレス決済は別に確認一部有料機能あり。Airレジ オーダーなど別サービスの費用を、基本レジ機能0円に含めない
Square POSレジPOSアプリは登録料・月額固定費なし対応スマホ・タブレットや選んだSquare端末、決済手数料POSアプリ0円でも決済端末は別。必要な機器構成と業種別の追加機能を確認
STORES レジフリー月額0円。現金会計・商品登録・売上分析などiPad版とiPhone版Liteは機能が異なる。紙レシート・レジ締めを使うならiPad版を確認。機器代・決済費用は別ネットショップとの在庫共有はスタンダード。バーコードスキャン・棚卸しもプラン範囲を照合
スマレジスタンダードは1店舗・商品1,000点まで月額0円対応iPad・iPhone、必要なプリンター・ドロアー等。決済機器・手数料は別に確認複数店舗管理は有料プラン。電話サポートはプレミアムプラス以上

無料で回せる運用と有料を考える場面

以下は実在店の導入事例ではなく、公式機能から整理した運用例です。店舗の規模だけで決めず、日々の作業を当てはめてください。

Airレジ

カウンターで会計し毎日の売上を確認したい

無料でできること
注文入力・会計、日々の売上集計、会計と連動する在庫管理、顧客情報の登録などが基本範囲。電話・チャット・メールのサポートも0円です。一部有料機能と機器代は分けて確認します。
無料から始めやすい運用
例えば、店頭で注文を聞き、その場で会計するテイクアウト店。商品を選んで会計し、閉店時に売上を確かめることが中心で、厨房への注文送信や客席でのモバイル注文を必要としない運用です。
有料サービスを比べるタイミング
ホールで取った注文を厨房へ送る、客がスマホで注文する、といった注文業務まで変えたいとき。Airレジ オーダーなど別サービスの見積もりを取ります。来客数が増えたことだけを理由に、基本レジを有料へ切り替える必要があるとは限りません。
最初に試すこと
よく売る商品を3つ登録し、通常会計・訂正・閉店時の売上確認まで行います。実際に会計するスタッフが迷わず扱えるかを確かめましょう。

注文は対面で十分なら、まず基本レジの操作を試すところから

Airレジ公式で無料範囲と始め方を見る

Square リテールPOS

商品数が多くても販売と在庫確認を始めたい

無料でできること
フリーは商品追加数が無制限。在庫少アラート、GTIN・SKU登録、複数店舗の在庫管理、iPad・iPhoneのカメラによるバーコードスキャンが含まれます。ラベル印刷や店舗間の在庫移動は含まれません。
無料から始めやすい運用
例えば、1店舗の雑貨店で、商品を登録して販売し、品薄の商品を確認する運用。1,000点を超える商品があっても、商品数だけで有料化する必要はありません。独自ラベルの発行や仕入先への発注書作成をPOS内で行わないなら、まずフリーの対象機能を試せます。
有料プランを比べるタイミング
自店のバーコードラベルを印刷する、店間の移動を記録する、発注書・売上原価・利益率レポートを使うとき。「在庫が見られる」と「仕入れから移動まで管理できる」は別です。複数店舗でも在庫の確認だけなのか、移動まで必要なのかを分けます。
最初に試すこと
コード付き商品を少数登録し、対応端末のカメラで読み取り、販売後の在庫数を確認します。商品名で探す方法と比べ、自店の商品で使いやすい方を確かめてください。

商品数の多さよりラベル・発注・店間移動が必要かで選ぶ

Square公式でフリーの機能と始め方を見る

STORES レジ

商品を画面から選び会計と売上集計をまとめたい

以下の締め作業・紙レシートの説明はiPad版が対象です。iPhone版の「STORES レジ Lite」では使える機能が異なります。

無料でできること
商品登録、現金会計、割引、返品・返金、締め作業、売上分析、CSVダウンロードが対象。対応プリンターを用意すればレシート・領収書の発行もフリーの範囲です。機器そのものが無料になるわけではありません。
無料から始めやすい運用
例えば、商品を画面で選んで会計し、営業後に商品別の売上を確認する店。ECとの在庫共有、アプリでの在庫更新、棚卸し、バーコードによる会計を必要としないなら、フリーで必要な作業が完了するか試せます。
有料プランを比べるタイミング
iPad版でレジのバーコード会計や棚卸しを使いたい場合、またSTORESのECと在庫を共有したい場合はスタンダードを比較します。品番バーコードの登録・自動生成はフリーでも可能ですが、読み取り会計は別です。
最初に試すこと
iPad版では、よく売る商品を画面から選び、会計と締め作業を試します。カテゴリタブやバーコードなしでも、商品を迷わず見つけられるかを確認しましょう。
iPhoneを使う場合は有料化より先にアプリの違いを確認

iPhone版Liteでも商品選択・金額手入力の会計や割引はできます。一方、レジ締めや紙レシート出力は非対応です。有料プランにすればiPhoneでもiPadと同じ機能になる、とは考えないでください。

STORES レジの料金プランと端末の違い
営業で行うことiPad版 フリーiPad版 スタンダードiPhone版Lite
商品を選んで現金会計対応対応対応
精算・レジ締め対応対応非対応
紙レシート出力対応機器が必要対応機器が必要非対応
バーコードで会計対象外対応非対応

2026年10月22日確認。iPhone版の対応は公式のアプリ比較に基づきます。iPad版の料金プラン別機能とは別の条件です。対応する端末・OS・周辺機器は購入前に照合してください。

紙レシートやレジ締めが必須なら

iPad版と対応機器の組合せを先に確認します。iPhoneを流用したい場合は、必要な機能を満たす別候補も比較してください。Liteを試す際も、日次の現金照合をどう行うか先に決めておきましょう。

公式のiPad版・iPhone版機能比較を見る / 対応機種を確認する

iPad版の基本会計で営業が回るならフリーから 端末と有料機能の両方を確認

STORES公式でフリーを選ぶ手順を見る

スマレジ

1店舗で基本会計を始め将来の拡張も比べたい

無料で使うための条件
スタンダードは1店舗・登録商品1,000点まで。まず基本のPOS運用を候補にし、必要な追加機能がスタンダードに含まれるかを照合します。電話サポートはプレミアムプラス以上の対象です。
無料から始めやすい運用
例えば、1店舗・登録商品200点で、担当者がヘルプを読みながら基本会計を運用できる店。複数店舗の一元管理や有料サポートが必須でなく、必要機能をスタンダードだけで再現できれば、無料継続の候補になります。
有料プランを比べるタイミング
商品が1,000点を超える、2店舗以上を管理する、継続して電話サポートを使いたいとき。無料試用中の全機能を基準にせず、試用終了後に使うプランでできるかを確認します。
最初に試すこと
代表商品を登録し、公式の練習モードの案内に沿って会計を確認します。試した機能名を控え、無料スタンダードで継続できる機能かを照合してから選びましょう。

無料試用の便利さより無料プランで残る機能を確かめる

スマレジ公式で試用と練習モードを見る

対応OS・機器・必要な業種別機能は各社で異なります。Squareは小売向けリテールPOSの条件です。無料POSの利用とキャッシュレス決済の申込み・審査・手数料は分けて確認してください。

有料にする前に困っている作業を1つ決める

有料化の理由は「店が忙しくなったから」ではなく、無料ではできない必須作業があるか、手作業の負担を減らせるかです。例えば、毎日行うEC在庫の転記、店間移動の記録、閉店後の集計。何に何分かかるかを数日記録し、有料機能でその作業を置き換えられるか試します。

仮に1日10分・月24営業日の転記がなくなれば月4時間。時間単価を仮に1,200円と置くと4,800円分ですが、これは計算上の目安です。実際の短縮時間、追加機器・連携費、契約期間を含めて比べ、月額料金だけで得だとは判断しません。

無料プランで通常会計・返品・締めができ、必須業務も回るなら、機能を増やすためだけに有料化する必要はありません。反対に、在庫連携が業務上必須なら、無料を維持するために転記を続けるより、有料プランと他社の無料範囲を同じ条件で比較しましょう。

公式情報で最終確認

無料範囲・商品数上限・プラン別機能と機器費用を2026年10月21日に公式情報で確認しました。実機での操作性を比較した順位ではありません。必要機能を追加した場合の料金はPOSレジ6社の料金比較表で確認できます。

STORESのスタンダードは1店舗あたり、年契約・月払いで3,300円/月、月契約・月払いで3,960円/月です(ともに税込)。年契約・年一括払いは39,600円。表示される月額が同じでも、契約期間と支払い時期を分けて比べましょう。STORESの契約期間・支払サイクルを確認

スマレジの電話サポート対象プランを確認 。試用中に使えた機能でも、選んだ無料プランで継続できるかは別に確認してください。

候補を1社選びいつもの会計から試してみる

最初から全商品を登録する必要はありません。まずはよく売る商品3つと、普段よくある会計1件から。担当者が通常会計からレジ締めまで実行できるかを試します。決済の試用や取消は各社の公式手順に従い、実際のカードで不要な決済を作らないでください。

開店前

商品と税率を登録

  • 商品登録
  • 軽減税率
  • スタッフ権限
営業時間

会計と返品を試す

  • 割引
  • 複数決済
  • 返品・取消
閉店後

レジ締めを行う

  • 現金差異
  • 日次集計
  • データ出力

選ぶ前に残す記録は3つです。必要な機器の型番、無料プランで使えなかった機能、追加した場合の24か月総額。分からない金額は0円にせず、見積もり待ちとして残します。

通常会計・返品・締めの試用チェックリストを見る

機器や移行の条件をそろえて見積もりを比較する

同じダミー商品で会計・返品・締めを照合する

商品Aは税込1,100円、商品Bは税込330円。開始在庫はAが5点・Bが10点、レジの開始現金は10,000円とします。次の数字は架空の練習データで、サービスの性能を実測した結果ではありません。

トレーニング機能やテスト用環境がある場合は公式手順に従って使います。通常の営業データや実際のカード決済へ、練習取引を混ぜないでください。

金額だけでなく在庫と現金まで合うかを確認する
順番行う操作期待する結果合わないときに見る点
1 商品を選ぶAを2点・Bを1点合計2,530円数量、税込・税抜設定、商品価格
2 値引きする商品Aの2点分の小計から100円値引き支払額2,430円商品単位と会計全体の値引きの違い
3 現金で受ける3,000円を受け取るお釣り570円。在庫A3点・B9点支払額、預かり金、在庫反映の時点
4 部分返品する値引きしていないBを1点返品し330円返金返品後の売上2,100円。在庫B10点Bの返金額と在庫を戻す設定、商品単位の値引きに対応するか
5 レジを締める入出金が他にない状態で締める想定現金12,100円開始金額10,000円+受領3,000円−釣銭570円−返金330円

この例はAだけを値引きし、Bを定価で返品する設定です。商品単位の値引きや部分返品に対応しない場合は、その制約を記録します。会計全体への値引きしか選べず商品別に配分される場合は、画面上の返金額で売上・現金を再計算してください。

候補に残す基準

担当者が説明を見ながら一連の操作を終え、金額・在庫・現金の変化を説明できること。自店で必須の機能が無料プランで使えない、返金と在庫の差異が解消しない場合は、無料のまま運用を広げず、有料プランまたは別候補を比較します。

無料POSレジについてよくある質問

本当に月額0円で使えますか?

アプリを無料で利用できても、端末、プリンター、決済機器、通信回線が必要になる場合があります。営業に必要な一式で確認します。

iPadやスマートフォンだけでも使えますか?

端末・アプリごとに使える機能が異なります。STORES レジは、iPhone版Liteでは紙レシート出力やレジ締めが非対応です。スマートフォン対応という表示だけで判断せず、使うアプリと必須機能を照合してください。

無料で使い続けるか有料にするかはどう決めますか?

無料プランで通常会計・返品・レジ締めと自店の必須業務が終わるなら、まず継続の候補になります。バーコード会計、EC在庫共有、店間移動、電話サポートなどが必須になったら、各社でその機能が含まれるプランを比較します。有料機能で減る手作業の時間と、機器・連携を含む追加費用を一緒に比べてください。

無料トライアルで使えた機能はそのまま無料ですか?

いいえ。期限付きで有料機能を試せる場合と、月額0円のプランは別です。スマレジなどは試用終了後に利用するプランで必要機能が残るかを確認します。申込み時には有料プランへの移行・更新条件も公式画面で確認してください。

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